ハッピー？ハロウィン 2009/10/31_Sat_03:28

グラコラでハロウィン書きたくなったので


ちまっと残してみる。

サイトにあげるまではないかなー的なｗｗｗ



甘いです。らぶいです。付き合ってだいぶ経ってる感じです
なんか無駄にいちゃいちゃしてます。うざいです
ぐらはむがただの変態だよ！（あ、いつもか）
コーラのこと可愛い連呼しすぎてきもいよ！（私の脳が）

それでもおｋな方は続きからドゾ

10/31　夜。

日も沈み、町がわいわいと賑わってくる。
私はそろそろか、と玄関の方を見つめた。

毎年ハロウィンは祝いたくなる。こういう雰囲気は嫌いじゃない。
そして、恋人が出来てからは一層楽しくなった。

「さて、今年はどんな衣装を着てくるかな」

去年は狼の耳としっぽをつけて来てくれた。
これは私が彼に買ってあげたもの。まぁ…私の趣味だな。
相当可愛かった覚えがある。

私はガン_ダムの仮装をしたかったのだが…止められてしまった。

ので、今年は諦めて何も衣装を着ていない。


なんて、
そうこうしているうちに玄関から声が聞こえた。


「Trick　or　Treat！」

その声に明るく返す。

「やぁ、来たかパトリック」


…おや
…ふむ


「なんだそれは」


「…が、がんだむ」



なんてことだ。
パトリックがガン_ダム…

とはいってもただお面をつけただけなのだが。

しかし、その行為が私には嬉しく、思わず彼の体を強く抱きしめていた。


「うあっおい離せ！」
「すまないがそれはできない」

更に力を入れて抱きしめれば、彼は小さく呻いた。
…と思えばその後に続いた言葉は

「菓子よこせ！」


まったく…いい年して「菓子よこせ」か…可愛いな、ほんとに
本当は菓子が欲しいわけではないだろうに。


「あいにく菓子は持っていないんでね」

可愛いからからかいたくなる。
勿論菓子は準備してるさ。
けど渡さない。

「いたずらするぞ！」
「あぁ、パトリックがしたいと言うなら」
「………あほ」
「ははは」

軽く笑うと、ガンダ_ムお面を着けていた彼は、面をずらし、
私のそばへ寄って来た。

…もしや、これは。


「いつもお前からのいたずらだから今回は俺からな」
「…！」
ずらされた面から覗く薄い唇が、すばやく私のそれと重なった。


ほんと…もう、こいつは…まったく…


「可愛すぎるな…」

一瞬で離れてしまった唇を再び追い、深く口づけ、頭をなでる。



「今年もいたずらさせてもらうぞ、パトリック」

「か、菓子持ってるから必要ねえ」
「私にとっての菓子は君の「どわーあああ！」

「ははは」
「笑うな！変態」


…君は私にとっていつでもいじめ甲斐のある恋人だな。
素直じゃないところもまた可愛い。

そんな彼の耳元に、私は今年も優しく
「Happy Halloween！」とささやいた。


今夜も、長いよ。










おわれ